1.着こなし・服選び
着こなしはシンプル&ベーシック!
着こなしを考えてベーシックアイテムをそろえる
服は「着回しのことを考えて選ぶのがお勧め」と言う林さん。そのための服は、味付けのないシンプル&ベーシックなものを選びましょう。主役級の服はいらないのです。
例えば、1着だったら素敵なリボンのついたブラウスは「かっこいいコーディネート」の時には使えません。無地のシンプルな白いブラウスなら、合わせるものや着こなしによって「かわいい」にも「かっこいい」にもできるのです。
「8割ベーシック、2割トレンド」を目安に揃えましょう。
ライフスタイルに合わせて少ない服で着回しを
女性のライフスタイルは、結婚や出産、育児、子供の成長などにより変わっていきます。年齢と共に似合う服も変わります。たくさん服を持ちすぎずに、少ない服をたくさん着まわして、数年で入れ替えるとよいでしょう。今のライフスタイルに最も適した、一番素敵な服を着てください。
「定番」と呼ばれる服も毎年少しずつ変わっていきます。シャツひとつとっても、襟の開きや大きさ、丈やフィット感など、「今っぽさ」はどんどん変化していきます。いくら定番ものでも何年も前に買ったものを着ていると、古い印象を与えてしまいます。
また服の割合もライフスタイルに合わせましょう。「会社に着て行く服はあるのに、週末遊びに行くための服はない!」など、場面によって服が足りなくなってしまうのは、ライフスタイルとアイテムの割合があっていないから。1週間のうち、5日間会社に行き、2日は家族と過ごすなら、服の割合も5:2にしましょう。
小物で印象を変える。気分を上げる
定番服ならアクセサリーでカジュアルにも、ドレッシーにもできます。シンプルな白シャツに黒いパンツを持っていれば、スニーカーを合わせてカジュアルにもできますし、ネックレスやバングル、大ぶりのピアスなどを付けて、おしゃれなお店に行くことも。小物をプラスすることでおしゃれを完成させましょう。
2.収納
服選びが楽しくなるクローゼットに
服選びの基本がわかったら、次は収納。毎日アクセスする場所だからこそ、気持ちがあがって服選びが楽しくなるクローゼットを目指したいものです。「シーズン中一度も来ていない服が引き出しの奥から見つかった」なんていう経験をしたことのある人は、収納方法を見直したほうがよいかもしれません。目指すは、すべてを把握できるクローゼットです。
掛ける収納で服をすべて把握
できれば、すべての服を把握できるようにしておきましょう。今着るものはできるだけハンガーに掛けて収納すれば、クローゼットをあけてひと目で服を一覧でき、毎朝のコーディネートもしやすくなります。林さんおすすめの細くて滑らないハンガーを使えば、ニットなども掛けて収納できますよ。畳むよりも収納力は落ちるので、アイテム数を減らす必要があるものの、その効果は抜群!
林さんはさらにアイテム別、色別に服を並べて掛けているそう。ジャケット、シャツ、ニット、カットソー、パンツ、スカートの順に並べて、それぞれのアイテムを同系色の色でまとめておけばクローゼット内がすっきり。
服はシーズンのものとシーズン外のものを合わせても100着くらいで十分おしゃれが楽しめます。自分が今着たい一軍の服だけをそろえましょう。
アクセサリーも見えるように収納
アクセサリーは、中身が見えるアクリルケースなどがお勧め。引き出しタイプで仕切りのあるものなら収納しやすいでしょう。
また、朝のコーディネートでつい迷ってしまう人は、テイストの合う組み合わせをセットにしておいておくと時短にもなります。シルバーの「かっこいい」系セット、茶系セット、パール「キレイ」系セットなどをトレーなどにまとめておいてもよいでしょう。
ボタニカルの香りで気持ちをアップ
クローゼットには、防虫効果そのままにボタニカルの自然な香りが広がる「かおりムシューダ BOTANICAL」を。大切な衣類を虫食いから守りながら、植物由来香料※を配合したボタニカルのやさしい香りが広がります。効果は約1年間。「ラベンダー&ゼラニウム」「ペパーミント&ベルガモット」の心地よい香りで気持ちもアップ。
ハンガーのように吊り下げられるタイプなら、「掛ける収納」のクローゼットにもぴったりです。
※植物精油と植物を原料につくられた香料
3.春のトレンド
定番服をそろえるとはいえ、旬のアイテムも取り入れたいですよね。ある程度定番の服が揃ってきたら、むしろトレンドのアイテムをコーディネートしやすくなります。今年の春にはどんなトレンドが来るのでしょうか?
今年の春はなんといってもパステルカラー
今年の春は、パステルカラーに注目。きれいなピンクや水色など、春らしいいろどりを添えたいところ。
林さんが購入したいと思っているのはラベンダーのパンツ。自分の生活スタイルを考えると、スカートよりパンツの出番が多いから。旬のアイテムは1シーズンで終えるつもりで、もっとも出番の多いスタイルを購入するとよいでしょう。
下の方から取り入れると上級者ふうに
流行の色はトップスで取り入れると失敗のもと。似合うとは限らないので、顔の近くでチャレンジしないほうが得策です。それよりも、パンツで取り入れたほうが上級者っぽい仕上がりに。また、より視覚的にボリュームの少ないパンプスなどもねらい目です。
春先は白い靴やバッグが便利
「春っぽいものが来たいけどまだ寒い」という時期には、小物で春らしさを演出。例えば、ダークな色のコートを着ていても、靴やバッグが白なら華やかさが増します。また、裏起毛のオフホワイトのパンツなど、見た目が春らしいのに、着ごこちが暖かいアイテムも重宝しますね。