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身近な疑問

ダニはどこから家に入ってくるのですか?繁殖を防ぐ方法は?

暖かい季節になってくると気になるのが、家の中に潜んでいるダニの存在。そもそもダニはどこからやってきて、いつの間に増えているのでしょうか。意外と知らないダニの生態と繁殖を防ぐための対策についてエステーの研究員が解説します。

人やペットを経由して家の中へ侵入


気付かないうちに布団やソファーなどに潜り込んで繁殖しているダニ。一体どうやって家の中へ侵入しているのでしょうか。
ダニは、屋外から人の衣類やペットの毛などに付着して侵入したり、家から家へと人を介して運ばれます。外出先で触れたソファーやカーペット、電車やバスの座席など、さまざまな物に接触することで、身に付けている衣類やバッグ、靴などにくっつき、家の中に持ち込まれてしまうのです。また、新築の住宅でも安心はできません。家を建てる過程で人を介して持ち込まれている可能性があります。
外へ出かける以上、ダニの侵入を完全に防ぐことはできないので、家の中でいかに繁殖させないようにするかが大切です。

家に潜むダニの8割はアレルギーの原因となる「チリダニ」

家の中には、主に「チリダニ」「コナダニ」「ツメダニ」の3種類のダニが生息しています。総称して「屋内塵性ダニ」とも言われ、中でも特に多いのが、およそ8割を占める「チリダニ」です。「チリダニ」は人を刺すことはありませんが、アレルゲンを持っているため、細かく砕かれたフンや死骸を吸い込んでしまうと、喘息やアトピー性疾患などを引きおこす原因となります。そのほか、小麦粉などの粉製品や乾物、畳などに発生する「コナダニ」、吸血はしないものの人を刺す「ツメダニ」などが一般的な屋内のダニとして知られています。ダニの大きさは0.2mm~1mm程度と非常に小さく、布団や畳、カーペットなどに潜んでいるため、肉眼で見つけるのは困難です。

コナヒョウヒダニ(チリダニ類)

室内はダニにとって一年中繁殖できる最高の環境

チリダニは卵から成虫になるまで約1カ月かかり、約2カ月間成虫として活動した後一生を終えます。成虫になったダニは、約50個~100個もの卵を産みつけます。繁殖に適した条件は、温度が20℃〜30℃、湿度が60〜80%。湿度が高くなる6〜7月の梅雨時期に繁殖し始め、8月~9月以降は多くのダニの死骸が残ります。
さらに、冷暖房が常にきいている室内や寝ている間の布団などは、1年を通してダニが活動しやすくなります。最近の日本の気密性の高い住宅は、気温や湿度が一定に保たれ、ダニの繁殖には最適な環境です。そのため、30年前に比べてダニの数は約3倍に増えたともいわれています。

また、ダニはエサとなる人の皮脂や食べこぼしがある場所や繊維が多い場所、暗い場所などを好みます。布団や枕、カーペットやソファなどは、まさにこうした条件がそろったダニにとって好都合な場所なのです。特に、寝汗や皮脂が付着する布団には何十万〜何百万ものダニが潜んでいるとも言われています。

「生きているダニ」と「死骸やフン」をセットで掃除する


ダニの繁殖を防ぐためには、生きているダニを駆除し、室内を清潔に保つことが大切です。

ダニの住みかになりやすい布団は、布団乾燥機を使うことで中に潜んでいるダニを死滅させることができます。天日干しは、ダニが布団の奥や裏側に逃げてしまうため、死滅させることはできませんが、布団の湿度を下げることでダニの活動力が低下し、繁殖を抑えられます。

また、布団カバーや枕カバー、クッションカバーなど洗えるものは、定期的に洗濯をしてダニのエサになる汚れを取り除きましょう。

布団やソファ、カーペットなど洗濯が難しいものは、掃除機をかけて、ダニの死骸やフンを取り除きましょう。死骸やフンだけでなく、エサとなるフケやホコリなども吸い取れるので、結果としてダニの繁殖を抑えられます。掃除機は、1㎡あたり20秒を目安に、念入りにかけましょう。

ダニの駆除と死骸やフンの掃除はセットで行うことがポイント。年間を通して、こうしたダニ対策を行い、常に清潔な状態を保つことが大切です。

基本的にダニの駆除と死骸やフンの掃除はセットで行いましょう。繁殖のピークや死骸が増える時期はあくまで目安。先ほど説明した通り、今は年間を通して対策が必要です。布団乾燥機でダニを駆除したら一緒に掃除をかけてしまえば、常に清潔な状態をキープできます。

掃除の仕上げに!天然成分でダニから守る

掃除が終わったら仕上げにダニよけ剤をスプレー。「ムシューダ ダニよけ」は、除虫菊から抽出される天然ピレトリンを配合し、ダニを寄せ付けません。ダニよけ成分天然100%です。皮フ刺激テスト済みなので、布団や枕にも安心して使えます。