備長炭や活性炭などの「炭」は脱臭効果が高く、ご家庭のニオイ対策としても手軽に使えて便利ですね。
一方で、時間が経っても見た目に変化がないため、脱臭効果がいつまで続いているのか判断するのが難しい…というお悩みもあるようです。
使用量や表面積で炭の脱臭効果は変わる
炭の脱臭効果は、永遠には続きません。
備長炭や活性炭は、その表面に、目には見えないミクロの穴が無数に空いており、そのミクロの穴が悪臭成分を強力に吸着することによって脱臭します。
エステーの「脱臭炭」に使われている備長炭では、ミクロの穴の表面積は、1グラムで約100m2と言われており、非常に高い脱臭効果を発揮します。
しかし、このミクロの穴が、悪臭成分を大量に吸着すると、消臭効果は次第に低下していきます。
備長炭や活性炭は、その表面に、目には見えないミクロの穴が無数に空いており、そのミクロの穴が悪臭成分を強力に吸着することによって脱臭します。
エステーの「脱臭炭」に使われている備長炭では、ミクロの穴の表面積は、1グラムで約100m2と言われており、非常に高い脱臭効果を発揮します。
しかし、このミクロの穴が、悪臭成分を大量に吸着すると、消臭効果は次第に低下していきます。
脱臭効果の持続期間は、炭の「表面積」や「使用量」、炭を置く場所の「悪臭濃度」によって異なります。見た目で判断するのは難しく、効き目が感じられなくなったら取り替えるようにしましょう。
備長炭ってなに?
炭は、焼く温度の違いなどによって、大きく「白炭」と「黒炭」に分けられます。高級な炭として知られている「備長炭」は、ウバメガシ(姥目樫)を材料に作られる硬い良質の「白炭」のことで、江戸時代に紀州で炭問屋をしていた“備中屋長左ヱ門”の名前に由来していると言われています。
「黒炭」が低温(400~700℃)で炭化して作るのに対し、「備長炭(白炭)」は、1000~1300℃の高い温度で炭化して作られます。備長炭は高温で焼くことによって、炭の表面に化学反応が起こり、消臭効果の高い物質(官能基)が生成するため、炭表面にあるミクロの穴の吸着力と合わせて高い脱臭効果を発揮するのです。
使い終わりが目に見える脱臭炭
エステーの「脱臭炭」は備長炭と活性炭をゼリー状にした脱臭剤。炭を細かい粉末に砕くことで、表面積がさらに大きくなり、強力な脱臭効果を発揮します。ゼリー状の炭が小さくなって使い終わりが目に見えるので、交換時期がはっきり分かるのがポイント!