冷蔵庫のニオイが気になる!嫌なニオイの原因と対策を解説
冷蔵庫を開けた瞬間に漂う嫌なニオイ。生魚・キムチなどの食材や、傷んだ食品から発生する悪臭成分などが、ニオイの原因になります。特に夏場は冷蔵庫内の温度も上がりやすいためニオイが発生しやすくなります。エステー R&D本部 ホームケア開発チームの中野研究員と収納・ホームケア研究チームの藤井研究員が、冷蔵庫のニオイの主な原因から予防法、そして効果的な消臭・脱臭方法まで解説します。
冷蔵庫のニオイの原因は?
まずは、冷蔵庫の嫌なニオイの主な原因を解説します。
生魚、キムチ、にんにく料理などニオイの強い食べ物
特にニオイに注意したい食べ物は、生魚、キムチ、にんにくを使ったお料理。
生魚からは、「トリメチルアミン」という独特の生臭いニオイが発生します。
また、キムチや漬物、玉ねぎ、切った野菜(大根やキャベツ)、発酵食品などからは「メチルメルカプタン」という悪臭成分が発生し、少量でも不快なニオイとなります。にんにくに含まれる「二硫化アリル」も「メチルメルカプタン」と同様にわずかな量でも強烈に感じやすいニオイです。
傷んだ食べ物のニオイ
傷んだ食べ物も、冷蔵庫の嫌なニオイの原因に。菌などの微生物が食品中のたんぱく質や脂質といった成分を分解するときに、嫌なニオイ成分が発生します。
微生物が繁殖しやすい条件は、「栄養」「水分(湿度)」「温度」が揃った環境。常温や人肌くらいの温度で繁殖しやすくなりますが、中には冷たい環境や酸素が少ない状態でも繁殖できる菌もいるので、冷蔵庫の中でも食品の腐敗は進んでいきます。
さらに、夏場は室温上昇に加え、冷蔵庫のドアの開け閉めによっても庫内の温度が上がりやすくなるので、注意が必要です。
冷蔵庫内の汚れやカビのニオイ
冷蔵庫内のちょっとした汚れも、放置するとニオイの元になります。こぼしてしまった調味料や料理の汁、お肉や魚のパックから漏れたドリップ、野菜についた土など、冷蔵庫内の汚れは微生物が繁殖するための栄養源になってしまいます。
また、冷蔵庫のドアのゴムパッキンに生えたカビや、食べ物自体に生えてしまったカビは、嫌なカビ臭の原因になります。
いろいろな食べ物のニオイが混ざり合う複合臭
色々なニオイが混ざり合うことで生まれる「複合臭」。1つ1つは気にならないニオイであっても、混ざり合うことで嫌なニオイに変わってしまうこともあります。
食べ物のおいしいニオイも混ざると不快になることがあるので、注意しましょう。
冷蔵庫のニオイの予防法と効果的な対策方法
冷蔵庫のニオイをできるだけ防ぐためのポイントを紹介します。
ニオイの強い食べ物はしっかり密閉して保存する
ニオイが発生しやすい食材や料理を保存するときは、密閉容器やラップを使ってしっかり密封するのが基本です。長期間空気にふれて食材が劣化するのを防ぐ効果もあります。
冷蔵庫の中にものを詰め込みすぎない
冷蔵室に食材をぎゅうぎゅうに詰め込むと、冷気の循環が悪くなり、冷却効果が落ちてしまいます。できるだけ余裕のある収納を意識しましょう。奥に入っている古い食材が気づかないうちに腐っている、なんてことを避けるためにも、庫内は整理整頓して、常に出し入れしやすい状態にしておくのがおすすめです。
ニオイの元となる汚れはこまめに掃除する
冷蔵庫の気になるニオイを取り除くには、冷蔵庫内に汚れを溜め込まず、定期的に掃除して清潔を保つことも重要です。
掃除の際は庫内のものをすべて取り出して、傷んだ食材や期限切れの食材は廃棄します。取り外せるパーツは中性洗剤で洗い、庫内はアルコールで拭き取るのがよいでしょう。
※パーツの取り外し方や掃除に使用できる洗剤等の種類については、事前にお使いの冷蔵庫の取扱説明書をご確認ください。
冷蔵庫専用の脱臭剤を活用する
手軽かつ確実にニオイ対策をするには、冷蔵庫専用の脱臭剤を活用するのもおすすめです。
気になるニオイには脱臭炭を!
※本記事は、2015年7月に公開した内容の一部をリニューアルしています。
