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おうちごはんが楽しくなるフードデリバリー活用術〜主婦フードアナリストが教える8Tips〜

「フードデリバリーで食の楽しみ方が変わった」と指摘するのは、フードアナリストの堀友理子さん。ステイホームが求められた2020年、フードデリバリーが私たちの生活にさらに浸透し、サービスは進化を続けています。コロナ禍で活用する機会が増えたという堀さんに、お店やお料理を選ぶポイントやデリバリ―ならではの楽しみ方など、活用術を教えてもらいました。

1.人気店の味を自宅で楽しむ

スマホから簡単に注文でき、詳細な到着時間がわかるなど、とにかく便利なフードデリバリーのサービス。手軽さを活かし、さらに「食を楽しむ」視点で利用すると生活がぐっと豊かになります。
例えば、コロナ禍をきっかけにデリバリーをはじめたお店が増え、生活圏にないお店の料理も注文できるようになりました。有名シェフが腕を振るう名店や予約がとれない人気店も参入しています。
こうしたお店で食事するには、それなりに格好を整える必要もありますし、まとまった時間も必要。名店の味を気兼ねなく自宅で楽しめるのは、デリバリーの大きなメリットです。

2.日頃からアンテナを立て口コミも活用

大手のフードデリバリーサービスにはたくさんのお店が登録されています。どのお店を選べばよいか迷いますし、「失敗したら嫌だな」と注文するのを躊躇してしまうかもしれません。
私は初めて利用するお店を検討するときは、口コミサイトをチェックしてから注文しています。また、近くを通って気になるお店をみてみたり、雑誌やテレビで紹介されて気になっていたお店、友人が薦めてくれたお店など、こまめにメモしておくことで、スムーズにデリバリーを利用できます。

3.お店独自のデリバリーをチェック

フードデリバリーが楽しめるのは、大手サービスが取り扱う飲食店だけではありません。独自にデリバリーをはじめた人気店もあるので、私は気になるお店のSNSやWebサイトをチェックするようにしています。
我が家の近所でも、ミシュランで星をとったイタリア料理店が、コース料理を届けてくれます。特別な日のディナーなどに最適ですね。

4.家族と食の楽しみを共有する

夫は私ほど食に興味がなく、子どもがまだ小さいこともあり、家族で高級店にでかけて食事をするような機会は、多くありませんでした。しかし、自宅に届けれもらえば、夫や子どもと一緒に特別な料理が食べられます。
夫はお店の名前を覚え、以前より食に関心を持つようになりました。フードデリバリーのおかげで広がった食の楽しみのひとつです。

5.お店の工夫を見逃さない

店内で提供しているメニューをそのまま宅配するだけでなく、デリバリーのためにアレンジするお店が増えています。
あるベトナム料理店では、麺料理にスープを使わず、和え麺で提供してくれました。中央に麺を、周囲に野菜などの具材を置いて、届いてから混ぜられる盛り付けになっていました。

工夫をこらしたデリバリー向けのメニューは、今後さらに開発されるでしょう。

6.ユーザーも美味しく食べる工夫を

料理をできるだけ美味しいまま届けるため、お店はさまざまな工夫をしています。しかし、調理から時間が経ってしまい、料理が冷めたり、固くなってしまうことも。届いたらすぐにいただくのが一番ですが、時間がたっても美味しいお料理もあるので、メニューの選び方にも工夫しましょう。
元々冷たい前菜や、お酒のおつまみになるような生ハムやパテなどは、お店で食べるのとさほど遜色ありません。私はちょっと贅沢したい時、ワインを用意して楽しんでいます。
お肉料理なら、固くなりやすいステーキより、ハンバーグなどのほうがデリバリーに向いているかもしれません。ハンバーガーは私のお気に入りのメニューです。

7.自炊と組み合わせる

デリバリー料理は、野菜が不足したり、味の濃いものが多い印象があり、栄養のバランスが気になります。また、量がわからないのも、注意したいところ。
メインディッシュを一品注文し、サラダやご飯は自分で用意するなど、自炊と併用するのもおすすめです。また、副菜になるおかずを何品か注文するといった使い方も、料理の手間を省けて、食卓も豪華に。

8.食器に盛り付けて食卓を華やかに

フードデリバリーでは、ほとんどの料理が紙やプラスチックの容器に入って運ばれてきます。そのまま食卓に出すと、せっかくの美味しいお料理も、味気ない雰囲気になりがちです。
食事は味覚だけでなく、視覚で味わうことも大切。かわいいお皿に盛り付ければ、料理がさらに美味しく、ぐっと特別感が増します。デリバリーのために、お気に入りの食器を購入する価値はあります。

まとめ

フードデリバリーを利用すると、メニューあたりの料金はお店で食べるより割高になりがちです。しかし、飲み物(特にアルコール)を自分で用意する分、トータルの費用は安くあがる可能性も。外食やレジャーの支出が減って家計に余裕ができたら、名店の味を自宅に届けてもらい、ちょっと贅沢な食事を楽しんではいかがでしょうか。
次回の記事では、料理を美味しく届けるための飲食店とフードデリバリーの工夫を紹介します。

堀友理子さんプロフィール

元朝日放送アナウンサー。報道・情報・スポーツ・バラエティなど 様々なジャンルの仕事を経験。フードライフ・デザインスクール・レコールバンタン・キャリアカレッジ スタイリング&ライティングコース卒業。フードアナリスト2級。フードアナリスト協会認定講師でもある。