最近、洗濯機内の掃除をさぼりぎみ…だとすると、そのニオイは洗濯槽に潜むカビが原因かもしれません。
カビが繁殖しやすい環境。専用クリーナーでお掃除を
実は、洗濯機内はカビの発生に絶好の環境なのです。洗濯機内は高温多湿、さらに衣類が持ち込む汚れなどがカビの栄養源となって、表面的にはきれいに見えても、洗濯槽の裏側にはカビがいっぱい・・・ということもあります。これをお掃除せずにそのままにしていると、嫌なニオイの原因になったり、洗濯時にカビがはがれ落ちて、せっかく洗った衣類に付着することもあるので注意が必要です。
新しい洗濯機を使っていたり、普段の洗濯回数が少ないという場合でも、油断は禁物です。
エステーは衛生微生物研究センターと共同で、家庭で使用している洗濯機の洗い水に含まれるカビ数と、使用年数や洗濯回数との相関性を調査しました。その結果によると、使用年数が5年未満の比較的新しい洗濯機と10年以上の洗濯機のカビ汚染度は同じレベルでした。また、週に2~3回使用する洗濯機のほうが、毎日使用する場合よりもカビが発生しやすい傾向があることも分かりました。
洗濯機のカビ対策は、使用年数や使用頻度に関わらず、専用クリーナーなどを使って定期的に洗濯機内の掃除を行うことが大切です。洗濯槽のカビを退治すれば、ニオイもすっきり気にならなくなります。いつでも清潔な状態で気持ちよくお洗濯したいですね。