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冷蔵庫内の食品を食べきれずに余らせてしまいます。食品ロスを減らすための工夫や冷蔵庫の整理収納のポイントを教えてください

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ご自宅の冷蔵庫の中に今何の食品がどれだけあるか思い出せますか?冷蔵庫の中が散らかっていると、冷蔵庫にある食品を把握しきれず、同じものを買ってしまったり、せっかく買った食品を食べ切れずに余らせてしまうこともありますよね。そこで今回は、食品ロス削減アドバイザーで冷蔵庫収納家の福田かずみさんに、食品ロスを減らすための冷蔵庫の整理収納方法や買う時の注意点を教えてもらいました。

食品が使いきれず残ってしまう原因は?

冷蔵庫の中の食品が余ってしまう大きな原因の一つは、買い物の際に食品を必要以上に買いすぎてしまうことです。例えば、冷蔵庫にあることを忘れて食品を重複して買ってしまったという経験はありませんか?冷蔵庫の中にある食品を把握していないと、不要な買い物をしてしまうこともありますよね。また、買い物はいつも計画的にできていますか?「安いから」「お買い得だから」と、つい手に取ったものの、結局使いきれず余らせてしまっては本末転倒です。

さらに、冷蔵庫の整理収納ができていないと、奥に隠れた食品を見逃しやすくなります。それによって食品の存在を忘れ、気が付くと賞味(消費)期限切れになってしまうということも。
買った食品をきちんと使い切るためにも、上手な買い物や冷蔵庫の整理収納を心がけましょう。

食品ロスを防ぐための冷蔵庫収納のコツ

食品ロスを防ぐための冷蔵庫収納のポイントは、何の食材がどこにどれだけあるか一目でわかるようにすることです。今回は冷蔵室・冷凍室・野菜室の3つに分けて、収納のコツを紹介します。

●冷蔵室

まずは、冷蔵室にある食品を「定番品」と「その他」に分けましょう。
定番品は、食べてなくなったらまた買い足す食品。例えば卵や納豆、豆腐などですが、家庭によって異なりますので、ご自身でいつも冷蔵室にある定番品を確認してください。定番品は、それぞれの定位置を決めて収納しましょう。収納にオススメのアイテムは、縦長のトレイ。トレイを活用すれば、奥にある食品もトレイを引き出すだけでスムーズに取ることができます。なお、冷蔵室内がトレイでいっぱいになると収納しづらくなることもあるので、冷蔵室のスペースの半分程度を目安に、定番品の収納のみにトレイを活用すると良いでしょう。
定番品以外のその他の食品とは、いただきものや残り物などです。これらは、一時的に置くスペースさえ決めれば、しまい方を決めずに置いてかまいません。ただし、早め早めの消費を心がけて、いつまでも残っていることがないようにしましょう。

さらに、上段を賞味(消費)期限が長い食品を置く棚、中段が短い食品を置く棚など、賞味(消費)期限ごとに収納エリアを分けるのもオススメです。また、調味料はいつ開封したか忘れてしまいがちなので、開封日を記入しておきましょう。

なお、冷蔵室は食品をぎゅうぎゅうに詰めすぎず、冷気の循環をよくするためにも収納率を7割程度に抑えておくのがポイントです。

●冷凍室

冷凍室は空いているスペースを作らない方が冷却効果が高まるので、10割収納を目指しましょう。食品だけで埋まらない場合は、保存容器に水を入れて凍らせて作った氷の塊を置いておきましょう。

冷凍室も全体が見渡せるように収納するのがコツですが、そこで役立つアイテムがブックエンドです。ブックエンドを使って冷凍品を縦収納すれば、食品が下に潜ってしまって探しにくくなることもありません。

●野菜室

野菜室も、野菜が全て見渡せるように、重ねずに収納しましょう。
食品ロスを防ぐには、中途半端に余った野菜を上手に活用できるかがポイント。キャベツやにんじんなどの野菜は、一回の料理ですべて使いきれず、中途半端な量のまま残ってしまいがちです。
そこで、使いかけの野菜だけをまとめて入れる専用容器を用意しましょう。水切りができるすのこ付きの容器であれば水腐れを防ぐこともできます。そして、専用容器にある野菜から献立を考えるようにするといいですね。

また、野菜室は2週間に一度などと決めて、定期的に空にする習慣を作りましょう。献立が思い浮かばなくても、野菜スープなら残り物の野菜をまとめて使えます。スープなら、冷凍保存もできるので何かと便利です。

冷蔵庫内の写真を撮って「見える化」

普段冷蔵庫の扉は開けたらすぐ閉めるので、冷蔵庫の中をじっくり見る機会はあまりありませんが、食品ロスを防ぐ冷蔵庫収納を叶えるためには現状を知ることが大切な第一歩。そのために、冷蔵庫内の写真を撮るのがオススメです。
撮った写真を見ながら買い物をすれば、冷蔵庫にある食品がすぐにチェックできて、無駄な買い物を減らせます。
さらに、写真を撮ったり見返したりという行為によって、整理収納や食品ロスに対する意識も自然と高まります。また、写真を冷蔵庫に貼っておけば、家族全員が食品の定位置を一目で把握でき、整理された冷蔵庫内をキープしやすくなるでしょう。

野菜の鮮度保持や冷蔵庫のニオイ対策ができるアイテムもチェック!

新鮮番」は、炭酸ガスのチカラで野菜の老化原因となる“呼吸”を緩やかにし、野菜をシャキッとみずみずしい状態に保つ鮮度保持剤です。野菜室に置くだけで野菜の鮮度を手軽に保てます。

冷蔵庫内のニオイが気になる人は「脱臭炭」を。冷蔵庫用の他、冷凍室用や野菜室用などをラインナップし、ゼリー状の炭(備長炭+活性炭)が、それぞれの場所の気になるニオイを強力に脱臭してくれます。

取材協力:食品ロス削減アドバイザー/冷蔵庫収納家 福田かずみさん

結婚、出産を経て、2人の子どもを育てながら、料理研究家フルタニマサエ氏のもと料理教室、TV・料理本の撮影アシスタントなどを経験し全国料理学校協会の認定講師に。同時に、服部栄養専門学校にて食育を学ぶ。
仕事と子育てをこなす多くの方が、気持ちよく食事づくりができる環境に焦点をあて研究。
ストレスフリーの冷蔵庫整理収納術を構築。WEBサイト【美人冷蔵庫LIFE】を立ち上げ、料理家から冷蔵庫収納家に転身。
昨今、大きな社会問題となっている”食品ロス”。家庭の冷蔵庫から食料廃棄をなくす啓発活動にも積極的に取り組んでいる。
美人冷蔵庫LIFE https://reizouko-club.com

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