放射線をある物質に当てると、電離(放電)したり、光を放ったり、
写真のように焼きついたりします。レントゲン写真が分かりやすいでしょうか。
それらの反応を利用して、目に見えない放射線を測定できるようにしたのが
さまざまな放射線測定器です。
検出部には主に以下の種類があります。
- ガイガー・ミュラー(GM)計数管(気体の電離)
- 半導体検出器(固体の電離)
- シンチレーション検出器(蛍光反応)
- フィルムバッジ(写真作用) など
放射線測定器にはさまざまな種類があり、活動した際に、累積線量として
自分の被ばく量を把握したり、どの場所の線量が高くなっているかを調べるには
欠かすことのできない機器です。
しかし、使用目的に応じた機種を選ばないと、正しい測定を行うことができません。