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「家づくり」「家事」「消臭」それぞれの専門家が解説! 家のにおい対策決定版

主婦にとっての永遠のテーマ「家のにおい」を解決するため、専門家が集結しました! 家づくりのプロは大和ハウス工業で設計を手がける金指有美さん、家事のプロは家事代行のベアーズでスタッフの教官もつとめる野口志保さん、そして、エステー研究員の船橋一良が、細かい点までプロのノウハウを公開します。

家のにおい対策のプロ

家づくりのプロが語るポイントは「換気」「素材」「収納」

風のとおり道をつくる

最近の住宅は大変気密性が高く、においがこもりがちです。24時間換気を切らさず、定期的に窓を開けて外の空気を入れましょう。
家づくりのプロ・大和ハウス工業の金指さんが考えるコツは「2カ所の窓を開け、風の入り口と出口をつくること」。できれば、部屋の対角線の窓を開けると空気がよくとおります。また戸建て住宅の場合は、1階・2階の窓を開ければ、室内の温度差を利用した換気ができ、家全体に風がまわるので、なお良いでしょう。

においや汚れが付きづらいクロスなどを活用する

タバコの煙やペットの体臭、トイレの尿ハネまで、壁や床にはさまざまなにおいの元が染みつきます。
「壁や床ににおいが染みつくのが気になる方は、消臭・調湿効果があるクロスや床材など、建材選びでできることもたくさんあります」(金指さん)。

賢い収納計画が汚れにくい部屋をつくる

部屋に物が置きっぱなしになっていると、たまったホコリににおいがこびりついたり、カビのすみかができてしまいます。
「収納が整っていないと、床に置きたくなるものです。計画的に収納スペースを確保して、こまめに掃除しやすい環境にしておくことも、大事な家のにおい対策になります。“飾りたいもの”と“隠したいもの”を整理し、隠すもののスペースには扉を付けるなどしてホコリが溜まりづらい工夫をしましょう」(金指さん)。

家事のプロが語るポイントは「見えない汚れ」「重曹&お酢」「アルミホイル」

目に見えない汚れこそ早く落とす

キッチンやリビングで酸化した油は悪臭の元になります。家事のプロ・ベアーズの野口さんも「一番厄介な汚れは油汚れです」と指摘します。飛び散った油は目に見えにくいですが、放置すると何層にも重なり、黒ずんだ油汚れになります。プロでも簡単には落とせない頑固な汚れです。

もちろん、すぐにふき取れば問題ありません。こまめな掃除はもちろん、目に見えない汚れを意識することが、におい対策には重要なのです。

重曹&お酢は最強の洗剤

重曹は「炭酸水素ナトリウム」のこと。弱アルカリ性なので、酸性の汚れを中和してにおいの発生源を取り除きます。また、重曹自体にも消臭効果があります。

お酢は酸性なので、アルカリ性の水垢や尿の汚れを落とすのに適しています。ただし、大理石など石材にお酢を使うと、痛めてしまう可能性があります。その他の素材でもサビや劣化の原因になるので、使った後は水洗いや固く絞ったふきん等ですぐにふき取ってください。また、重曹を使用する際は家庭用手袋などを着用しましょう。

アルミホイルで抗菌・消臭

ある種類の金属には一定の抗菌効果があることが知られています。野口さんは、どの家庭にもあるアルミホイルを、さまざまなシーンで活用しています。

消臭のプロが語るポイントは「生活臭」「湿気対策」「消臭剤の使い方」

においの発生源を知ることから

料理のにおいや生ゴミのにおい、体臭にいたるまで、家庭によってにおいの原因は異なります。それぞれの家に漂う独特のにおいは、さまざまな成分が複雑に混ざり合ってできる生活臭です。発生源を特定することが、におい対策の第一歩になります。

湿気は悪臭を増幅させる

湿度の高い部屋では、カビが発生しやすくなります。カビが放つ独特の悪臭は、家のにおいの中でも特に悩ましいところです。また、湿気が高まると人はにおいを感じやすくなります。2つの点で、湿気をおさえる工夫が、家のにおい対策では重要です。

強い香りで悪臭はごまかせない

嫌なにおいを消そうと、さらに強いにおいのアロマや芳香剤でカバーしようとする方がいます。しかし、余計ににおいが混ざりあってしまい、もっと嫌なにおいになる可能性が大。住んでいる人は慣れてしまうかもしれませんが、外から来る人は気づくはずです。
エステーの消臭芳香剤は、悪臭を香りの一部として取り込むことで、よい香りに変える「ペアリング消臭」という消臭技術を採用しています。ほのかな香りを漂わせながら、嫌なにおいを消す技術です。また、消臭剤はトイレ用やペット用、タバコ用など用途に合わせて選ぶことも大切です。