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【プロ直伝】夏服の衣替えに!失敗しないしまい洗いと頼れるクリーニング店の選び方
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【プロ直伝】夏服の衣替えに!失敗しないしまい洗いと頼れるクリーニング店の選び方

秋の衣替えでしまう夏服、「これは自宅で洗濯するだけでいい?それともクリーニングに出す?」と迷いませんか。

お気に入りの夏服を来年もきれいに気持ちよく着るなら、収納前のプロによる「しまい洗い」がおすすめです。洗えるスーツや小物類も、しまう前にプロに任せるのが服を長持ちさせるポイント。

本記事では全国クリーニング生活衛生同業組合連合会・顧問の野澤勝義さんに、長期保管前の「しまい洗い」の必要性や、プロに依頼する際の失敗しないお店の選び方を分かりやすく教えていただきました。

洗えるスーツやニットをおうち洗いとプロの技術で気持ちよく着続ける方法

最近は、普段着だけでなくスーツやニットでも「ウォッシャブル(水洗い可)」と表記された便利なアイテムが増えました。汗をかいたらすぐ自宅で洗えるため、夏の相棒として重宝している方も多いでしょう。衣替えで長期間しまう際にもおうちの洗濯だけで十分なのでしょうか。

来年の「黄ばみ」を防ぐ衣替えの秘訣は「しまい洗い」

夏の間に何度も汗が染みこんだ服には、家庭の洗濯機では落としきれなかった皮脂などを含む汗汚れが、繊維の奥深くにしぶとく蓄積しているかもしれません。

そのままクローゼットで長期間放置すると、汗の成分が空気に触れて酸化し、まるで「カットして放置したリンゴ」が茶色くなるように、襟元や脇などがじんわりと黄ばむ原因になります。

これを防ぐのが、水を使って汗汚れを根本から洗い流すプロの「ウエットクリーニング(汗抜き)」です。「しまい洗い」という言葉があるように、長期保管に入る前こそプロの確かな技術に頼るのが、服をいつまでも長持ちさせる鍵と言えるでしょう。

ただ汚れを落とすだけじゃない!「プレス成形」の秘密

自宅で洗える便利な衣類であっても、洗濯を繰り返すうちに、実は少しずつ縮んでしまうのが悩ましいところ。プロのウエットクリーニングでも、水をくぐらせる以上、多少の縮みなどの変化はどうしても避けられません。しかしクリーニングの仕上げには、蒸気の熱を通しながら衣類を立体的に整えるアイロンやプレス機を駆使し、生地を優しく伸ばしながら元の美しいシルエットやサイズ感へ近づくように丁寧に復元してくれます。

普段着用するシーズン中はおうちでこまめに洗濯し、秋の衣替えで長期間保管する前にはプロに任せるという賢い使い分けをしてみてはいかがでしょうか? 繊維の奥の汚れをきれいに落とした上で、美しく形を整えて保管すれば、来年の夏も気持ちよく着られるでしょう。

服だけじゃない!「しまい洗い」がおすすめなアイテムたち

衣替えの際、気を付けたいのは洋服だけではありません。夏場に大活躍した愛用の小物たちも、実はたっぷりと汗や汚れを吸い込んでいます。来シーズンも気持ちよく使いこなすために、小物もプロの手による「しまい洗い」を上手に活用しましょう。

 帽子や靴には、見えない「汗」が蓄積している

頭から出る汗をたっぷり吸収したキャップなどの帽子は、そのまま放置すると色あせや変色、シミを引き起こします。型崩れさせたくないお気に入りの帽子は、衣替えのタイミングで対応可能なクリーニング店できちんと汚れやニオイを落としてもらうのが理想的です。

また、スニーカーや革靴も、靴の中は驚くほど大量の汗を吸い込んでいます。最近では、靴の丸洗いに対応したクリーニング店も増えています。夏の間に染みついた頑固な汗や足のニオイも、プロの技術で根元からすっきりと落としてもらいましょう。

リュックは「異素材コンビ」に注意

肩や背中にぴったり密着するリュックも、想像以上に汗を吸い込んでいるアイテムです。ナイロンなどの布地のボディに持ち手や底などは革があしらわれた異なる素材の組み合わせのタイプであれば、おうちで洗う際に注意が必要。水に濡れた際に革の色移りをしてしまうといった、失敗を招きやすいからです。少しでも不安を感じる場合は、最初からプロに委ねるのが賢い選択と言えます。

大切な「しまい洗い」を安心して任せられるクリーニング店の見分け方

実際にしまい洗いをするクリーニング店を選ぶとき、つい料金の安さだけで決めてしまっていませんか?大切な衣類を安心して預けられる、本当に良いお店の見分け方を教えていただきました。

見えないところにかかっている、安心の「設備・お手入れコスト」

たとえば、ドライクリーニングで使用する油性の汚れを溶かす専用の有機溶剤は、何度もきれいにろ過しながら循環させて使います。汚れやニオイが移らないよう、これを常に透明で澄んだ状態に保つためには、定期的にろ過フィルターを交換しなければなりません。極端な安さを売りにしていたり、クリーニングから返ってきた衣類に嫌なニオイがついているように感じたら、設備のお手入れの手間が削られているかもしれません。

また、事前の丁寧な検品や、1着1着に合わせた洗い分けなど、見えない部分にしっかりと手間暇をかけてくれているかどうかで、仕上がりのクオリティが大きく左右されます。

 受付時の一言が仕上がりを良くする

今回お話を伺った野澤さんは、ご自身の仕事を「洋服のお医者さん」に例えています。病院の診察と同じように、クリーニングでも受付での丁寧な問診(カウンセリング)が何よりも大切。

「いつ頃、どんな汚れがついたのか」を事前に伝えることで、プロは最適な洗い方のプランを立てることができます。一見汚れがないように見えても、「実は少し前に汗をたくさんかきました」と一言添えるだけで、その後の処置は変化するもの。カルテを作るように、一緒に服のコンディションを確認してくれるお店なら、安心して大切な一着を預けられます。

安心の目印「LDマーク」「Sマーク」

また、お店の信頼性を見分ける分かりやすい目印として、店頭に「LDマーク」や「Sマーク」があるかをチェックするのも効果的です。また、得意なシミ抜き技術やお手入れへのこだわりを、ホームページや店頭の案内などで分かりやすく紹介してくれているお店も、初めて預ける際の大切な安心材料になります。

※「LDマーク」は都道府県クリーニング組合の加盟店であり、プロの確かな技術と万が一の賠償基準を備えた安心の目印です。

「Sマーク」は厚生労働省が認可した基準に従う店舗であり、安全・安心・清潔なサービスと適切な賠償を約束する信頼の目印です。

「しまい洗い」の後には

きれいに「しまい洗い」した夏服は、防虫成分と防カビ剤が配合された防虫剤と一緒に保管するのがおすすめです。「ムシューダ NOTE 引き出し・衣装ケース用」なら大切な衣類を約1年間しっかり虫やカビから守るだけでなく、厳選されたフレグランスオイルの清潔感のある香りが収納空間にふわっと優しく広がります。

衣替えをして収納する前に、普段より丁寧にお手入れをして汚れをクリアにする「しまい洗い」。

自宅でしっかり洗うのはもちろん、おうちで落としきれない汗やニオイが気になる服、お気に入りの衣類はプロの技術を上手に頼るのも方法の一つです。

大切な夏服を来年もきれいに気持ち良く着るために、すっきりと汚れをリセットしてから保管しましょう。

取材協力:全国クリーニング生活衛生同業組合連合会

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会は、厚生労働省の所管する「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」に基づき、1958年(昭和33年)に設立されました。クリーニング業界唯一の法定団体として、国民の生活衛生向上、消費者保護(利用者擁護)等について、業界全体の指導に当たっています。また、都道府県ごとにクリーニング生活衛生同業組合が組織されています。
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会HP:https://www.zenkuren.or.jp/