ドライペット ふとん快適シート
●汗などの気になるニオイを消臭します。
●ふとんと床の間の結露を軽減します。
●天日に干して、くり返し使用できます。
除湿剤 お役立ち情報
クローゼットや下駄箱などは湿気がたまりやすいため、除湿剤を使おうかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。湿気を放置しているとカビが発生しやすくなるため、換気しにくい収納場所には除湿剤を使うのがおすすめです。この記事では、除湿剤の使い方や除湿剤が湿気を取り除く仕組みについて解説いたします。
収納スペースの湿気を取り除くには、除湿剤を使うのが効果的です。除湿剤の効果を十分に引き出すための使い方をご紹介いたします。
除湿剤を効果的に使うためには、置く場所に注意しましょう。湿気は空気がよどんでいるところにたまりやすいため、クローゼットに置く場合は床や空気が滞留しやすい四隅に置くのが効果的です。靴箱に置くときは最下段に置くと効率よく湿気を取り除けます。
除湿剤にはさまざまなタイプがありますので、設置する場所に合うタイプを選ぶのがポイントです。たとえばクローゼットには衣類と一緒に吊り下げるシートタイプや置き型のタンクタイプが向いています。衣類は湿気を含んでいることがあるため、ハンガーパイプに吊り下げるシートタイプを使用すると、効率よく湿気を除去できます。
また、靴箱に置くなら収納の邪魔にならないコンパクトなタイプがよいでしょう。靴の内部の湿気をしっかり除去したいときは、脱いだ靴の中に直接入れられる靴用の除湿剤を使うと効果的です。
タンクタイプの除湿剤は、空気中の水分を吸収して中に液体がたまる仕組みになっています。不安定な場所に置くと倒れて液が漏れる可能性がありますので、安定した平らな場所に置いてください。
引き出しや衣装ケースで使用する除湿剤は邪魔にならないシートタイプが便利です。シートタイプの除湿剤は、吸湿面を上にして衣類の上に置きましょう。吸湿面を下にすると、衣類でふさがれてしまうため、除湿効果が下がります。
タンクタイプの除湿剤は、付属のカバーをつけて使用しましょう。カバーには、吸湿面を保護する役割があります。カバーをつけずに使用して吸湿面が傷つくと、転倒したときの液漏れのリスクが高まります。安全に使うためにもカバーをつけて使用してください。
除湿剤の効果を高めるため、次の2つのポイントを意識しておきましょう。
収納スペースに衣類をぎゅうぎゅうに詰め込みすぎると空気が循環できないため、湿気がこもりやすくなります。収納スペースに対して8割収納を目指しましょう。
脱いだばかりの衣類や靴は汗を吸い込んでいるため、すぐに収納すると収納スペースに湿気がこもってしまいます。湿気をとばしてから収納しましょう。
除湿剤はどのような仕組みで収納スペースの湿気を取り除くか気になりませんか?ここからは、除湿剤が湿気を取る仕組みについて解説いたします。
除湿剤の中でもっとも一般的なのが、塩化カルシウムを使用したタイプです。塩化カルシウムは自身の2倍もの水分を取り除けるため、クローゼットや押し入れなどの広い空間で使用するタンクタイプやシートタイプの除湿剤に使われます。
塩化カルシウムの除湿剤が湿気を取る仕組みは、化学反応によるものです。使い始めは白い粒ですが、空気中の水分に触れると化学反応によって溶けて最終的には水のような液状になります。タンクタイプの除湿剤は、開封すると塩化カルシウムが空気中の水分を取り込み、徐々に溶け始めて容器の中に液体が溜まっていきます。この液体は水ではなく、アルカリ性の塩化カルシウム水溶液です。使い終わって処分するときは、たまった液体を水と一緒に排水口に流してください。また、シートタイプも最初は白い粒状ですが、空気中の水分に反応するとゼリー状に変化していきます。タンクタイプもシートタイプも再利用はできません。
シリカゲルは素材の表面に無数の穴が空いていて、湿気を吸着する性質があります。シリカゲルには2種類あり、A型は低湿度な空間での吸湿性に優れていることが特徴です。一方、B型は高湿度な空間での吸湿性に優れています。A型は主に食品などの乾燥剤として使われ、B型は家庭用の除湿剤などに使用されます。
シリカゲルが吸湿するのは自身の重さの50%程度の湿気です。使用しているうちに吸湿効果がなくなってきますが、B型は天日干しすることで吸湿力が回復するため繰り返し使えます。たとえばエステーの「ドライペット スピード吸湿 くつ用」や、「ドライペット ふとん快適シート」などは、シリカゲルB型の除湿剤です。再生サインの色が変わったら天日干しすることで繰り返し使用できます。