ドライペット ふとん快適シート
●汗などの気になるニオイを消臭します。
●ふとんと床の間の結露を軽減します。
●天日に干して、くり返し使用できます。
除湿剤 お役立ち情報
湿気対策に便利な除湿剤は、繰り返し使えるか気になっている方も多いのではないでしょうか。除湿剤には、繰り返し使えるものと使えないものがあります。繰り返し使えるものは吸湿効果が失われてきても再生することができるため経済的といえるでしょう。そこでこの記事では、繰り返し使える除湿剤の特徴や、除湿剤を使っているのにカビが発生した場合の対処法などをお伝えいたします。
除湿剤には吸湿力を復活させることによって繰り返し使えるタイプと、湿気を吸収したら再利用できないタイプがあります。両者にはどのような違いがあるか見ていきましょう。
クローゼットや靴箱など、収納スペースで使う除湿剤には「塩化カルシウム」と「シリカゲルB型」の2種類があります。この2つのうち繰り返し使えるのはシリカゲルB型です。シリカゲルB型の除湿剤には、靴の中に直接入れて湿気を取り除くタイプや、布団の下に敷いて汗などの湿気を取り除くタイプなどがあります。
シリカゲルB型の除湿剤は使用しているうちに吸湿効果が失われてきますが、天日干しすることによって吸湿効果が戻ります。たとえばエステーの「ドライペット スピード吸湿 くつ用」や「ドライペット ふとん快適シート」は、シリカゲルB型の除湿剤です。再生サインの色がピンクになったら、直射日光下でサイン面がブルーに変わるまで天日干ししてください。吸湿効果が回復しますので、繰り返し使用できます。
塩化カルシウムの除湿剤は繰り返し使えません。塩化カルシウムは最初白い粒状ですが、開封すると空気中の水分を取り込み、徐々に溶けていきます。塩化カルシウムの除湿剤には容器に液体がたまっていくタンクタイプや、湿気を吸うとゼリー状になっていくシートタイプがあります。
タンクタイプは繰り返し使えないため、お取り替え目安のラインまで水がたまったら交換しましょう。一方、シートタイプはゼリー状に変化したらお取り替えのサインです。再利用はできませんので、新しいものと交換してください。
塩化カルシウムの除湿剤は基本的に使い切りですが、エステー「ドライペット コンパクト」のように薬剤袋を詰め替えて容器を繰り返し使えるタンクタイプもあります。スリムなので収納空間で場所をとらず、狭い空間でも活用できます。液がたまったら詰め替えて使えるのでゴミを減らせて経済的です。
除湿剤を使っていてもカビが生える可能性はゼロではありません。たとえばクローゼットの中に衣類をぎっしり収納していると空気が循環しないため、除湿剤の効果が下がってカビが生えることがあります。
クローゼットや押し入れなど、木材のように柔らかい場所にカビが発生したときは、根が生えている可能性があります。カビ取り剤を吹きかけ、少し放置してから拭き取りましょう。硬い部分に生えているカビは汚れの上に生えている場合もあります。その場合はエタノールを吹きかけたティッシュで拭き取るだけでもよいでしょう。
カビを落とすときにゴシゴシ擦りすぎると小さな傷がつくため、かえってカビが生えやすくなってしまいます。カビ取り剤を吹きかけたら強く擦らずに拭き取りましょう。
カビを発生させないためには、湿気や汚れをためこまないことが大切です。除湿剤を活用しつつ、次のことに注意してカビを予防しましょう。
クローゼットや収納ケースなどは、衣類を収納する前に換気して乾燥させておきましょう。収納場所を乾燥させておかなければ、湿度が高い場所に衣類を収納することになるため、カビの原因になります。また、雨の日に衣替えすると衣類と一緒に湿気も収納してしまうため、晴れて乾燥した日におこないましょう。
衣類がよく乾いていないうちに収納するとカビが発生する原因になります。しっかり乾燥させてから収納しましょう。また、クリーニングから戻ってきた衣類は湿気を含んでいることがあります。ビニールを外してしっかり乾燥させてから収納しましょう。
クローゼットの中にたまっていくホコリやゴミはカビの原因になります。衣替えのタイミングで衣類をすべて出し、隅にたまったホコリやゴミを掃除機で吸い取りましょう。ハンガーやポールにもホコリがつくため、取り除いてカビを予防してください。
クローゼットの中に洋服を詰め込みすぎると空気が循環しないため、湿気がこもりやすくなります。除湿剤を使っても衣類がぎゅうぎゅう詰めだと十分な効果を発揮できません。ゆったりと収納して、湿気が多い時期は除湿剤を活用することが湿気対策になります。