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お米の正しい保存方法と賞味期限を教えてください。

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お米の値段が気になる最近。お米を間違った方法で保管して風味を損ねてしまったり、無駄にしてしまったりしたらもったいないですよね。そこで、お米の正しい保存方法とお米を美味しく食べられる期間の目安を紹介します。

お米の賞味期限

お米は生鮮食品と同じです。お米には、賞味期限は書かれていませんが、長期間保存すると劣化していきます。お米は精米後、時間が経つほど酸化が進み、「古米臭」という独特のニオイが発生したり、風味が損なわれます。一度にたくさん購入せずに、早めに食べきるようにしましょう。

お米の保存期間は保管する環境や季節によって違ってきます。お米は高温多湿に弱く、温度が高いとお米の酸化が進み、湿度が高いとカビが発生しやすくなります。また、高温多湿な環境だと、お米の虫も活発になります。気温が高くなる春から夏にかけては精米後1ヵ月以内、秋から冬なら、精米後2ヵ月以内を目安に食べきるのがおすすめです。ただし、マンションなど気密性の高い住宅では、季節を問わず室温や湿度が高くなるので注意しましょう。

ちなみに、精米されていない玄米は糠(ぬか)に覆われているため、糠層がお米の酸化を防ぎ、長期間の保存に向いています。

お米の保存方法のポイント

次に、お米を美味しくいただくための、家庭でできる保存方法のポイントを4つ紹介します。

1.密閉性の高い保存容器に入れ替える

お米が元々入っているプラスチック製の袋には小さな空気穴が開いています。その穴から虫が侵入してくる可能性があるので、米びつなどの密閉性の高い保存容器に入れ替えるようにしましょう。

2.直射日光の当たらない、涼しい場所で保管する

高温多湿を嫌うお米は、冷蔵庫の野菜室や涼しい場所に保管しましょう。キッチンの床やシンク下の棚などは温度や湿度が高くなるので注意しましょう。

3.お米の入れ替えは前のお米を全部使い切ってから

新しいお米を米びつなどの保存容器に入れる時は、古いお米と混ぜないようにします。また、入れ替える時は、米びつを空にしてきれいに掃除してから、新しいお米を入れてください。

4.ニオイの強いものと一緒に保管しない

お米は、ニオイが移りやすい食品です。お米に他のニオイがつかないように、洗剤や灯油など、ニオイの強いものと一緒に保管しないように注意してください。

天然の唐辛子パワーで、お米を虫から守る!

特に夏場はお米に虫が発生しやすいので、しっかりと防虫対策を。お米を常温で保存するときは、お米の虫よけ「米唐番」でお米を虫から守りましょう。お米を虫から守る成分は、食品にも使用できるものを採用しています。使い終わると唐辛子ゼリーが小さくなるので、交換時期がひと目でわかります。

※本記事は、2013年8月に公開した内容の一部をリニューアルしています。

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