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「名もなき家事」問題もクリア! 家事分担より「家事シェア」を導入しよう「名もなき家事」問題もクリア! 家事分担より「家事シェア」を導入しよう

最近よく聞く「家事シェア」というキーワード。家事分担がうまくいっていない家庭でも、家事シェアならうまくいく可能性があります。コツは、担当制にするのではなく、「誰でもできる」ようにすること。だからママが病気になっても家族が困ることがないのです。『トヨタ式 家事シェア』などを執筆したライフオーガナイザーの香村薫さんに、「家事シェア」の基本からお伺いしました。

ライフオーガナイザー
香村薫さん

家事シェアは分担ではなく、誰でも家事ができるようにすること

最近注目されている「家事シェア」は、家事分担とは異なります。家事分担は、「ごみ捨て担当は子ども」「トイレ掃除担当はパパ」のように担当制度を設けることでした。家事シェアは「家族の誰かが家事をする。誰がやっても同じ結果になる」というもの。
例えば、「洗濯機のスイッチを入れる」という家事に対して、担当者を決めるのではなく「その日最後にお風呂から出た人」と決めておきます。家族全員が実施方法を把握する必要があるものの、急いでいるときも頼みやすく、頼まれたほうもやり方が明確なのですぐに取り掛かれます。

いきなり頼まないで! 導入のためのスリーステップ

導入のためには、いきなり家事をやるのではなく、段階的に進めていくのがポイントです。

1.仕組み化:

家事方法を根本から見直すために、家事の仕組みをつくり、誰でも同じことができる状態にする

2.モノを減らす:

「時短」を意識するために、家の中のモノを減らし、家事がしやすい状態にする

3.家族へ声掛け:

最後に家族の自主性を引き出すために、家族への声がけを工夫し、家族が協力しやすい状態にする

具体的には次のページから説明しますが、家族と一緒に「仕組み」を作れば、伝える手間も省けます。失敗しがちなのは、行き当たりばったりでやっている家事を家族にお願いしようとするパターン。まずは失敗しないためにも、ルールを決めるところからスタートです。

時短家電や便利グッズを上手に使って時短に

家事シェアには、ムダを減らして、できるだけ家事を時短することが欠かせないステップです。そのために、時短家電や便利グッズを上手に活用しましょう。香村さんによると、もっとも時間のかかる家事は「洗濯」と「料理」なのだそう。洗濯は、ドラム式乾燥機付き洗濯機や、洗濯機にマグネシウムの粒を入れっぱなしにして汚れを落とすグッズなどを使うと便利。スイッチオンするだけで洗濯が済み、子どもが洗剤を入れ忘れても問題ありません。

また、料理は電気調理なべや電子レンジなどを上手に使い、後片付けを減らすためにワンプレート料理にして洗う食器の数を減らす、食器洗い乾燥機を使うといった工夫で手間を省きましょう。