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「つらい冷え」の時期が来る前に、正しい予防と対策を!「つらい冷え」の時期が来る前に、正しい予防と対策を!

夏場に体を冷やす生活を続けた結果、秋になってから、さまざまな体の不調が現れてくることがあります。夏から秋に変わるこの季節に、しっかりと「冷え」の予防を行うことが大切です。目黒西口クリニックの院長 南雲久美子さんに、冷えない体づくりや日常の習慣など、冷え予防のコツを教えていただきました。
まずは、「冷え」が体にどんな悪影響を及ぼすのかを確認しておきましょう。「ただ寒いだけ」と思ったら大間違い。冷えを放っておいたら、段階に応じてさまざまな不調につながるのだそう。

目黒西口クリニック 院長
南雲久美子さん

「冷え」とは血行が悪いこと


「冷え」は体にどんな悪影響を及ぼすのでしょうか。まずは、東洋医学における「冷え」とは何かを覚えておきましょう。それは、「血行が悪い」こと。血の巡りが悪いと、体のさまざまな場所に不調が出るそうです。そのため、「冷えは万病のもと」と言われます。

「冷え」による不調は年齢とともに進行

「冷え」は放っておくと徐々に進行していきます。次のような段階があります。

「冷え」……20代に多い

寒がりで血行が悪く、しもやけになりやすい。生理不順や生理痛も重い場合が多い。本来は初潮を迎える前に、身体を冷やさないようにした方がよい。

「水はけが悪い」……30代に多い

水分代謝が悪く、大汗をかいたり、尿が出にくかったり、むくみが出やすかったりする。めまいや片頭痛、耳鳴り、胃腸の不調、関節の腫れといった不調が出る。

「気のめぐりが悪くなる(精神的な不調や自律神経の不調など)」……40代に多い

不眠や動悸、イライラ、パニックなどの精神的な不調が出る。

「さまざまな不調が現れる」……50代くらい

それまでの不調が複合的に表れる。また、子宮や膀胱など骨盤の中の不調として現れるのが特徴。おしっこが出づらい、トイレが近い、など。

男性は女性より筋肉量が多いなどの理由から、冷えにくい傾向にあります。ただし、生まれつき胃腸の弱い場合は、男性が冷え症になることも。胃腸は体に栄養を取り込む最初の場所なので、消化吸収がうまくできず、体全体が不調になりがちです。